気楽にドアを開けたらニュースの林…
3つのブログをまとめました
かるびが逝ってしまってから1週間が経つ。
寒いこの季節、かるびには2枚重ねで服を着せて、その間にホッカイロ、
さらにその上からレインコートという重装備で散歩にでかけていた。
歩くことが大好きだったので、散歩に行きたくないということはなく、
ゆっくりゆっくり、あちこちクンクンしながら歩いた。
帰ってからモンシュシュという入浴剤をお湯で薄めたもので身体を拭き上げ、
暖かな部屋でかるびを抱きしめると、ふんわりふかふかな毛になっている。
かるび、ぴかぴかだね。いつもそう言って笑いかけた。
散歩して、ご飯作って、かるびの歯磨きや耳掃除して、
時間がいくらあっても足りなかった日々がなつかしくて、
そして、今は、かるびがいないことに慣れない。
夜、家に帰ると、三松堂さんから荷物が届いていた。
開けると、龍鈴とふくしろ、それから手紙が入っている。
ああ、これって、去年のゴールデンウイークに、
メル子のママやmocoちゃんたちがやってきたときに用意したお菓子だ。
手紙には、突然に逝ってしまったかるびや私たちのことを
とても心配していると優しい文字で綴られている。
お店の前で一緒にSLに手を振ったこと、
いつも車の中で眠りこけているかるびを見にきていただいたこと、
大福の写真の前でかるびを撫でてもらったこと、
色んな楽しい思い出があふれ、温かな津和野の空気が一瞬で私を包む。
三松堂さんのみなさん。ありがとうございました。
かるびとの思い出を抱きしめ、また伺います。
とてもうれしかったです。ほんとにほんとにありがとうございました。
かるびの脇腹をナデナデすると、条件反射で後ろ足が動くので、
それが面白くて、私はよく、寝ているかるびのお腹を撫でた。
ナデナデ・・・ カイカイ
ナデナデナデ・・・・カイカイカイ
もう!!いい加減にしてよ。と言わんばかりのかるびの顔がかわいくて
しょっちゅう、ちょっかいを出してはかるびに怒られた。
硬く冷たくなって横たわっているかるびのお腹を撫でてみる。
もう温もりもすっかり無くなっていて硬くなったお腹を撫でてみる。
すると後ろ足がピクリと動いた。
えっ? 動くの??
さらに撫でることを続けると、
かるびの温もりが少しずつ身体中に満ちていき、立ち上がろうとする。
大声で夫を呼んだ。
かるびが戻ってきたよ。生きてるよ!!って。
身体を支えて立ち上がらせてやると、かるびはその場でオシッコをした。
あ~あ。オシッコ出ちゃったね。
夢が覚めた。
もう抱きしめることのない現実に戻り、涙があふれる。
それが面白くて、私はよく、寝ているかるびのお腹を撫でた。
ナデナデ・・・ カイカイ
ナデナデナデ・・・・カイカイカイ
もう!!いい加減にしてよ。と言わんばかりのかるびの顔がかわいくて
しょっちゅう、ちょっかいを出してはかるびに怒られた。
硬く冷たくなって横たわっているかるびのお腹を撫でてみる。
もう温もりもすっかり無くなっていて硬くなったお腹を撫でてみる。
すると後ろ足がピクリと動いた。
えっ? 動くの??
さらに撫でることを続けると、
かるびの温もりが少しずつ身体中に満ちていき、立ち上がろうとする。
大声で夫を呼んだ。
かるびが戻ってきたよ。生きてるよ!!って。
身体を支えて立ち上がらせてやると、かるびはその場でオシッコをした。
あ~あ。オシッコ出ちゃったね。
夢が覚めた。
もう抱きしめることのない現実に戻り、涙があふれる。
昨日、2月13日はかるびの月誕生日
こんな数え方するのかな?と思いつつ、誕生日が6月13日だから、
13のつく日はかるびの月誕生日だと私が勝手に思っている。
ご飯を食べ、良い子してベッドに寝ると
パパやんがタオルケットと毛布をかけてくれる。
でもママやんがキッチンに立つと、
タオルケットと毛布を背中にしょってトコトコとやって来てたっけ。
どんだけ食いしん坊さんなのよ。
★★ ――――― ★★ ――――― ★★ ――――― ★★
昨日、あさの先生のところへお世話になったお礼を言いに行った。
かるびにたくさんの花を贈っていただいたお礼と、
朝早くから夜遅くまで、そしてお休みの日も診ていただいたこと。
スタッフの方にもすごく良くしていただき、ほんとに心が救われた。
2月9日にかるびは逝ってしまったけど、
偶然なのか、9年前のちょうどこの日、
先生に肥満細胞腫と乳腺ガンの手術をしてもらった。
そして、ナナぱぱさんとナナままさんが私達に付き添ってくださって
どれほど心強かったか知れない。
あれからかるびは倍の犬生が送ることができ、
そして17歳と7か月を私達の傍で元気に走り抜けてくれた。
病院からナナままさんちへ伺い、お昼をいただいた。
9年前もこうして美味しい料理を作って
不安な私達をいっぱいいっぱい応援してくださった。
ナナぱぱさんの「大丈夫、大丈夫。」っていう声が今も聞こえてきそうだ。
花に囲まれたナナぱぱさんの笑顔を見る。
本当にありがとうございましたと心から伝えた。
かるびが逝った翌日の朝はとても良い天気で、暖かで、まるで春のよう。
今年も桜の花が一緒に見れるかなと、いつもかるびと話していたので
私達を置いて空に駆け上がってしまったかるびに、
置いていかないでよ。とつぶやいた。
午後2時過ぎの東広島にある「動物霊園 逢の杜」から見た空。
かるびの友達のナナちゃんもここから送り出したので、
かるびにもそうさせたかった。
パパやんとママやん、2人でかるびをお空へ送り出す。
お骨になって小さくなったかるびにともだちからたくさんの花が届いた。
かるび、まるでお花畑にいるようだね。良い香りがするよ。
そしてかるびや私達にたくさんのメッセージをありがとうございました。
本当ならきちんとお礼のお返事をと思っているのですが、
心の余裕がなく、ここで書かせていただきました。
犬と暮らそうも見ていただいてたみたいで、改めて私もHPを覗くと、
若くてやんちゃな頃のかるびがいて、
あの頃は楽しかったなあ~なんて、自分のHPながら読んで笑ったりして。
たくさんのいただいたメッセージを読みながら、
がんばらなきゃと思います。ほんとにありがとうございました。
★★ ――――― ★★ ――――― ★★ ――――― ★★
時間が過ぎていくほど、悲しみと後悔と自分を責めることが強くなっていく。
もっと気をつけてやっていれば、苦しむこともなかったかも知れない。
散歩をさせすぎて体調を崩したのかも知れない。
寒い日に歩かせたからかも知れない。
身体に負担をかけさせたから、逝ってしまったのかも知れない。
私がかるびをお空に行くのをせかせたのかも知れない。
ありがとうの言葉より、ごめんねが出てくる。
かるび、ごめんね。何もわかってなかったママやんです。
最後の最後までしんどい思いをさせてごめんなさい。
私の腕の中で息をひきとったかるびの身体からの声が
今も腕の中にある。
前足をつっぱって、がんばって生きようとしてて、そして力が尽きて・・
その声が今も私の腕の中にある。
もっと、もっと傍にいて欲しかったよ。
2月に入って、なんとなくかるびが本調子でないなあと感じた。
相変わらず部屋の中をチャカチャカ歩いて元気そうなんだけど、
ご飯をがっつかず、半分くらい食べては遊び、また残りの半分を食べる。
リビングから外を見るのが好きなかるびは、
寒いのに開けてくれとせがむ。
じーーっと外をながめてなにが楽しいの?(笑)
かるび!!って呼ぶと、くるんと振り返り、
トコトコとやってくる。
ママやん。何か美味しいものを作ってるでしゅか?
早くちょーーーだい!! なかるび。
ママやんにつかまって、足腰のマッサージをされるかるび。
ゆっくりしか歩けないけど、
足取りもしっかりしていて、この年齢ではすごいことだといつも感心した。
2月5日の金曜日、やはりかるびのことが気になるので、
午後から休みをもらって病院へ連れて行った。
寒くなったから体調を崩したかなと注射を打ってもらって帰る。
元気もあって大丈夫かなあと思いつつ、
ご飯へのがっつきはなく、ゆるゆると遊びながら完食。
そんな状態が7日まで続き、8日の朝から嘔吐があって食べなくなった。
2月6日から朝早くに病院へ行き
点滴をしてもらって遅くに帰宅する状態が続き、
9日も夜の10時に家に帰る。
少し息は荒いけど、これから元気になれるよう頑張ろうと思っていた矢先、
ベッドに寝かせていたかるびの息がゆるくなった。
慌てて夫を呼んで、身体を撫でながら声をかけたけど、
2月9日、22時57分、大きな息を3回して、
あっという間に逝ってしまった。
17歳と7か月、ずっと私たちの傍にいてくれたかるび。
これからもずっとずっと大好きだよ。
今までありがとう。