少佐の避妊手術

水曜日、シャー少佐の避妊手術をした。
ここに至るまで、悩んで悩んで悩みぬいて結論を出せないまま
手術日を決めた。

１か月も前から手術日は決まっても、
それでもキャンセルするかどうかでまた悩むという不甲斐なさ；；
決めたんだろう！！　それに向かって行かなきゃ！！
なんて言いつつも、日にちが迫るにつれてキャンセルの思いが強くなる。
迷って迷って、迷いながら当日を迎えた。

少佐はあっけなく捕獲できた。
勝手口のドアを開けっぱなしにしていると少佐が上がり込んできたので
私が後ろから抱えて洗濯ネットをかぶせておいた段ボール箱に突っ込み、
夫がすかさずネットのファスナーを閉めた・・けど、
何が起こったか分からない少佐が我に返り、
ネットの中に入っていても箱から飛び出そうとする。。。ものすごい力で。。
ああ、これで、少佐に嫌われちゃったか。

血液検査と猫白血病、猫エイズの検査をしてもらい、手術となった。
そして術後１泊入院させてもらったんだけど、
病院ではシャー少佐は狂暴すぎて２泊目からはお世話できないと言われる。
なので翌日の夕方に迎えに行くと先生から
「シャーちゃんは稀に見る狂暴な猫で・・・」と説明があり（涙）
今でもめっちゃ怒ってて、洗濯ネットも破れてます・・・だそうだ。

ああ、そんなに狂暴だったのか。。。わかる気もするけど。。。

シャー少佐の検査は、白血病もエイズも陰性でよかったんだけど、
子宮蓄膿症にかかっていて、
もう少しで命にかかわる状態になっていたそうだ。
手術をキャンセルしなくてよかった。。。
ほんの少し、悩みぬいた心が軽くなった。

少佐とスリッパ

勝手口横にブロックを２個積み重ねて、
雨が降っても濡れないようにスリッパ置き場を作っているんだけど
ときどきシャー少佐が座っていて・・・




これ、落としていいっすか？　みたいな顔をする。

しばらくして再度覗くと、スリッパはきれいに落とされていたとさ（笑）
スリッパで遊ぶの、やめてね。お願いだから。

少佐との距離

昨日の夜はとても寒かったから
段ボールハウスにカイロを入れておこうと覗いてみると、
中に敷いていた服がみんな引っ張り出されていて、
少佐はちょっと離れたコンクリートの上で寒そうに丸くなっていた。
夫がそういえばニャジャラの姿を見たという。

とりあえず服をハウスに戻してカイロを入れたけど、
なぜか少佐は入ろうとしない。
仕方ないのでそのままにしておいた。

今日、お昼に改めてハウスの中を見てみると、
ニャジャラはハウスの中にめいっぱいマーキングしていたようで
これは少佐も入りたくないワケだ！！
ぐっちょり濡れた段ボールを捨てて、新しいものと取り換えたんだけど
少佐は来るかなあ～～と思っていたら、きたきた！！
縄張りとか大丈夫かなと心配はあるけどね。

最近、少佐はシャーと言わずにニャアと返事をしてくれるようになった。
勝手口のドアを開けるとハウスからニャアと言うこともあったり、
キッチンで料理をしていると、
外からガラス越しに肉球ヒタヒタしながらニャアと言ったりする。

もしかして触れるんじゃないかと思って、
手袋をはめて撫でてみたら！！！！！！！　撫でさせてくれたー♪♪
でもとっても迷惑そうだけどね（笑）
いや～～～、感動～～～～！！

ほんの２～３撫でくらいなんだけど、
そして耳を寝かせているから我慢してるんだろうけど、
ともかくシャーも言わずに撫でさせてくれたことがすんごいうれしい。

捕まえて病院へ行く日は決まったので、
それまでにもっともっと距離を縮めておきたい。

捕獲

猫のことはまったく分からないけど、
ともかく行動しなきゃとスーパーでフードを買ってみた。
っていうか、量がどれだけいるのかも分からず、
後で、これってちょっと多すぎない？（笑）　でもまあいいか。

シャー少佐が段ボールハウスに住みだしたのは偶然みたいなもので、
たまに遊びにきていた少佐が寒いだろうからと作ったハウスだが、
まさか気に入ってくれて寝るようになるとは思わなかった。
本猫にとっては、良い場所みっけ！！って感じなんだろうけどね。

少佐は日中はどこかブラブラとほっつき歩いていて、
夜になると帰ってきてハウスで寝ている。なのでたぶん野良さんだ。

動物病院で野良猫の避妊について先生に伺った。
病気だったり、体力がなかったり、
生後半年経ってないと避妊はできない。
そしてできれば洗濯ネットに入れて欲しい・・・＠絶対ムリ
避妊後は１～２日は入院させても良いけど、それ以上は難しい。
猫は色んなものを持ってるから、無理して捕獲してはいけないなどなど。

少佐は痩せてはいないし、生後６か月は経っているだろうし、
たぶん今のところ健康そのもののように見える。
ただ、色んなものを持っているようで、
パンチで引っ掻かれた傷は熱を持ち、しばらく腫れて痛むのだ。
だから捕獲するには専用手袋も購入しなきゃ。。。

市や県では捕獲器は貸し出しはされていなくて、
わさびが小さいころに使っていたバリケンを使ってみよう。
その中にフードを入れて少佐が食べにやってくるのを待つ！！

疑り深いからなあ・・・　うまくいくかなあ。。。

ニャジャラ現る

シャー少佐が気になるわさびと、わさびが気になるシャー少佐
ガラス越しだとモザイクがかかって
お互いが、なんだこいつ？？？みたいな（笑）
ただクリアなガラスだとこうはいかない。

昨日、このはっきり見えないガラス越しに明るい茶色が動いていた。
少佐だと少し黒っぽいんだけどなとドアを開けて見ると
少佐よりひと回りもふた回りも大きなチャトラがいて、
段ボールハウスに敷いているセーターやカイロが入った袋を
せっせと引っ張り出している。
その後ろを少佐が少し離れて猫パンチを一生懸命していた。

夫が言うには、そいつはニャジャラと言って＠勝手に命名
わさびとの散歩でもあちこちで見かける野良猫だそうだ。
私も時々見かけていたけど、まさかうちに来るとは思わなかった。

何やってんの？とニャジャラに声をかけると
怖がるふうもなく、かといって媚びることもなく、
堂々とセーターやカイロを蹴散らかして去って行き、
そしてその後ろ姿は凛々しい男の子だった・・・
ってことは、もしかして少佐は女の子？？

ああ、そうか。少佐はもう子供じゃなくなったんだ。

私たちに慣れてくれて保護できればと思っていたけど、
これは強制連行しなくてはならないかも。
近いうちに先生に相談しなきゃ。。。