気楽にドアを開けたらニュースの林…
3つのブログをまとめました
今の仕事につくまで、介護という世界を漠然とでも分かっているようで分かってなくて、
それに全くといって良いほど接点もなかったから、
友達が自分の会社へひっぱってくれなかったら、
ヘルパーの資格を取ろうとも思わなかっただろう。
ヘルパーの資格を取ってからは事務をしながら生活援助などもするようになり、
利用者の方も数人ほど担当できるようになった。
一昨日、その利用者の方が亡くなられ、心の中に悲しいしこりが残っている。
「足がむくんで変なんよ。」 「病院で診てもらわないとだめよ。」
「目もかすんで見えんようになった。」 「この前貰った目薬は使ってる?」
そう聞くけどヘルパーは医療行為はできないから、
目薬をさしてあげることも湿布を貼ることもできない。でも友人だったらできるのにね。
「ごめんね。私はできないのよ。」 私が彼女に言った最後の言葉だ。
左手で彼女を抱きながら右手を持ち、庭の花を見て歩いたっけ。
住宅地には春の花が満開だった。
そして今、彼女の細い身体にまわした手の感触、なんとなく覚えてる。
人生は長く続く道で、色んなことがあるんだろう。
登ったり下ったり、まっすぐだったりクネクネ曲がってたりするんだろう。
私はそんな道を歩いているのかな・・・ ふとこの道をみてそう思った。
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お疲れ様でした
私も今の職についてから何人か見送りました。でも実際亡くなる場に立ち会ったのは1回だけです、その時の看護師さんの対応はてきぱきと無駄のない動きで私はただただウロウロするだけでした。人一人亡くなっても泣いていられず、それなりの処置をするかたがいて成り立つのだと知りました。いろんな家族の在り方もみさせて頂き生きる事についての考えも随分勉強させられています。
azu菌ちゃん
介護を必要とする方たちはほとんど外に出られないから、
私の今までの生活の中で接点がなかったんだよね。
仕事を辞めてかるびとまったり暮らそうと思ってたので、
友達のところを手伝わなきゃ知らなかったことばかりよ。
なんかね。心から思うのよ。介護はもっともっと充実させないとダメだって。
色々な方の人生に関われるこの仕事は
大変だけど本当にすばらしいと思う。
azu菌ちゃんよりもずっとずっとヘナチョコな私だから、ウロウロじゃなくオロオロしてただろうな。
私の今までの生活の中で接点がなかったんだよね。
仕事を辞めてかるびとまったり暮らそうと思ってたので、
友達のところを手伝わなきゃ知らなかったことばかりよ。
なんかね。心から思うのよ。介護はもっともっと充実させないとダメだって。
色々な方の人生に関われるこの仕事は
大変だけど本当にすばらしいと思う。
azu菌ちゃんよりもずっとずっとヘナチョコな私だから、ウロウロじゃなくオロオロしてただろうな。