言った言わないの１日

そんなことは言ってはいない

言われるとそうだったかな？？と思ったりする。
でもそう言われたから私は頭にきたわけで、
だけど問い質されると、あれ？　記憶が薄れている。

向こうからそんなことは言ってはいないと言われると、
言ったよねと思いながらも自信がなくなっていって、
私の心が不安になっていく。
まるで、これって、やったでしょ！！と決めつけられたとき、
本当にやってないのにやったのかな？？と思ってしまう冤罪のようだ。

自分に自信が持てなくなった頃、次の事件が起こる。
やはり言った言わないに近いことで、
仕事の予約を受けた受けないだ。

その方の名前は独特だったから覚えているけど、
私が予約を受けた記憶はない。
たぶん、会計ソフトへの入力をしたからだろう。

記憶をさかのぼるけど、やはり、まるっきり分からない。
でももしかしたらという気持ちがあって、ごめんなさいと言った。

人の心って不思議なものだ。
決めつけられると、本当にそうだと思い込んでしまい、
記憶が続く若いころとは違って、
きれいさっぱりと思い出せない日々があると、
相手方に決めつけられたことが正しいと思ったりする。

理不尽だろうがなんだろうが、とりあえず私は謝り、
そしてどうすれば次の失敗をしないかを考える。
それが私の中で、色んな方向からミスを出さない一番の手法なのだ。