気楽にドアを開けたらニュースの林…
3つのブログをまとめました
先週の金曜日はホワイトデーだったから、
夫からきれいなチューリップの花束をもらった。
そして大好きな馬たちの名勝負や関西弁にゃんこの本ももらった。
私の好きなもの知ってるじゃん!!
ところで私はバレンタインデーに夫に何をあげただろう。。。
あっ!! すっかり忘れていてあげてないや(笑)
それでも律義にホワイトデーにくれる夫はよく躾けられている@誰にだよ
まあ、忘れてなかったら来年はきっと・・・
料理の邪魔をするシャー少佐
どいてもらえませんかね??
嫌なこったい!!
でもチュールくれたら考えてもいいよ!!
イル ネッビオのパンはローズマリーのフォカッチャとバゲット
レストランのパンってどうしてこんなに美味しいんだろうと思う。
料理にあうパンをそれぞれのお店で作られるのだろうけど、
料理もできてパンも美味しくてすごいなあ~~。
パスタは山陰産タコのラグートマトソース メッゼリングイネ
くま川セリ添え
セリが大好きなので、おまけにリングイネときているから
メニューを見たときからテンションが上がってたけど
こんなにたっぷりのセリが~~~~~、きゃーーーーーーー(笑)
良い感じにセリが自己主張してくれ、
タコのプルンとした食感と豊かな味わいに爽やかさを添えている。
クルクルとフォークで巻いて頬張ると
いい具合にセリの香りが鼻腔から抜けていく。
あまりの美味しさにクラっとなる瞬間!! 旨いなあ、これ!!
イル ネッビオのコースター
これがどうした!!と言われても、これがどうした!!なのさ!!
ちゃんと名前が入ってるんだと面白かっただけなのさ!!
スペイン産純血イベリコ豚とブロヴォーラのコートレッタ
アーティーチョークのソース
お皿の上がなんてオシャレなんだろう。
私の着ている洋服よりずっとオシャレだ。。。
クレソンも大好きなので、
このコートレッタと一緒に食べるとどういう風に香るんだろうとワクワク
ざっくと切ったら中から燻製されたモッツアレラチーズがとろ~~り
ザクザクした食感にとろ~~りだなんて、たまりませんなあ!!
最後にデザートとドリンク
私はティラミス、夫は苺・桜・ヨーグルト
それからオーガニック穀物コーヒーとカフェラテ
穀物コーヒーがノンカフェインだったので選んだんだけどどんな感じ??
夫が選んだ苺・桜・ヨーグルト
外のメレンゲを崩しながらジェラードやソースと食べていく
淡い甘さのメレンゲがサクっとした食感になって
それにジェラードやソースを絡めて食べると美味しかった。
崩して食べるなんて面白いねえ。
シュー生地にマスカルポーネが挟んであって
温かなショコラのソースをあとからかけていただく。
ティラミスといってもイル ネッビオでは色んな形があるそうで、
来月とかになったらまた違ったティラミスが食べられるのだろう。
この組み合わせもとっても美味しい。
オーガニックの穀物コーヒーは面白い味わいだった。
香ばしくて穀物の風味がして、これはこれでクセになりそう。
クリーミーなティラミスと一緒にいただくとさらに美味しさが増す。
温かなコーヒーを飲みながら、ゆっくりと食事の終わりを楽しむ。
ほんとに美味しいランチコースだった。
ホールスタッフの方に「美味しかったです。」とお礼を言い
コートを取ってもらっているときに・・・・・
後ろから私たちの名前を呼ぶ声が・・・・
振り向くとぉぉおおおおおおおおおおおおおお
あの優しい笑顔のステキな谷口シェフがおられた。
あまりのうれしさにそこから私は壊れてしまい、
自分で何を言ってるかワケワカリマセン状態に陥る(爆)
シェフとしばらくなつかしい昔話に花が咲き、
お店のドアまで送っていただいた。
そして夫とキャイキャイ言いながら階段を下りて後ろを見上げると
ドアの外でシェフがまだ立っておられて
私たちの話を笑いながら聞いてたんだろうなということが分かる。
独立される前の最後にシェフと会ったのは
わさびを預けてヴィアーレでディナーを食べたときだ。
美味しい料理に合わせてワインを出してもらったのを覚えている。
あれから何年経ったのだろう。
谷口シェフの料理に魅せられて月に1回程度通っていた客の
そんな特別でもない客の名前を憶えていただいてるなんてね。
とてもうれしいじゃない。
ランチコースはとてもとても美味しかった。
また時間を作って夫に連れて来てもらおうっと!!
少し前に新聞の記事でシェフのことを知った。
大手町にお店を持たれているとのことで、
行きたいなあ~~と思っていたら夫が予約を取っていてくれた。
お店の名前はイル ネッビオ
お店はビルの2階にあって
市営駐車場も真ん前にあってとても利用しやすい場所。
霧を表すイタリア語のネッビアがお店の名前の由来とある。
雲南出身のシェフらしいなあととてもステキな名前がぴったりだ。
今日はランチのスタジオーネをお願いしたそうだ。
ボリュームのある料理が難しくなったお年頃なので、
品数が一番少ないこのランチコースを選んだと夫が言う。
ほんとね。若いころはいくらでも食べられたのにとちょっとしんみり(笑)
お店のドアを開け、ホールスタッフの方に名前を告げると
厨房の中からシェフがペコリと頭を下げて挨拶をしてくださった気がした。
まさかね。もうずいぶんとお会いしていないし、
伺っていた頃でも私たちのことを覚えていただいてるワケないだろうと
そう思いながら案内してもらった席に着いた。
お店は広くて席数も多く満席だったけど
ゆったりと空間が取ってあるから圧迫感もない。
すごいなあ。頑張っておられるんだなあと思うとちょっとジーン(笑)
オマエは親かよ!!(爆)
ドリンクをお願いした。
自家製ジンジャエールと私はやっぱりここでもノンアルビール
これ、美味しかったな!! ジンジャエールも甘くなくてさっぱりだ。
夫や私の好みにぴったり。
温かな料理が運ばれてきた。
生ワカメとドライトマトのゼッポリーノ
外がカリカリに揚げてあって中はもっちり~~~♪♪
ワカメの磯の香りがしてブラックオリーブとの相性も最高
ドリンクにお願いしたビールとピタっとハマる料理だ。
ふた皿目は桜海老と春キャベツのキッシュ仕立て
パルミジャーノのエスプーマ
崩すのがもったいないけど
カリカリに揚げられた桜海老やパイ生地がとても香ばしくて
パルミジャーノのエスプーマを絡めて食べるとさらに美味しくなる。
前のお店でも谷口シェフはチーズの扱いがとっても上手だったから
このエスプーマはシェフらしいなと懐かしくなった。
次は仔羊肩ロース肉の黒コショウ風味と新玉ねぎのマリネ
ヨーグルトとローズマリーのパンナコッタ
羊独特の臭みもなく、黒コショウがピリリと効いていて美味しい。
パンナコッタや新玉ねぎのマリネを絡ませて食べると
さらにさらに美味しくてたまらない。
頭の片隅で、ワイン飲みたいなあ・・という思いがちょっとよぎる。
いやいや、夫が飲めないので私も飲んじゃダメだよと
こーゆー時だけできた妻を演じる。
まあね、飲むとお店に居座っちゃうから@ウソです。
久しぶりにシェフの美味しい料理に出会えて幸せなひととき
その幸せはさらにつづく
イカスミのパスタの次はリゾットのような料理
甘鯛、カブ、レフォール、三つ葉、もち米を使ったもの
焼かれた甘鯛の上品な甘みと香ばしさ、
それからとろけるような脂がなんともなまめかしくて艶やかだ。
見た感じは派手ではないけど、秘めた旨さが奥ゆかしい。
後からじわーーっと美味しさが押し寄せてくるので
食べるたびに、へ~~~~~っとなってしまう。
カウンター席で私たちの横のカップルは違うコースで
このリゾットの上にこんがり焼かれた真鯛が乗っかっていた。
私たちの料理にも
甘鯛のウロコ焼きを乗せてくれたらいいのに・・とちょっと思う(笑)
京村牛のイチボと八朔、エピスの一皿
藁焼きにされたお肉が香りをまとってお皿に乗っかっている。
Ruruさんの定番のメイン料理だけど
何度食べても、ああ、美味しいなあと思う。
デザートは爽やかな甘夏のジュレにジェラードとかわいいメレンゲ
もうひとつは桜の香りのする苺のソースにジェラード
これらの料理に焼き菓子とコーヒー、紅茶、エスプレッソが付く。
どれが美味しかったですか?とシェフ
また悩ましい質問だことと思いながら、
私は甘鯛のリゾット風と夫はヒラマサの料理
そして2人が絶品だと思ったサザエや甘海老、どくだみ茶を使ったもの
そう返事をした。
でもなあ、パスタも美味しかったしなあ。
一番最初の新玉ねぎも捨てがたいし、お肉は最高だし・・・
な~んて、さっき食べた料理が頭の中をグルグルとよみがえってくる。
違うコースも食べたいなあと言うと、
じゃあまた食べに来てください!!だそうだ。ごもっともで(笑)
時間を作って通いますか~~~~!!
Ruruさんでランチ 2月からなんだか毎週来ているような~~。
ドリンクは、Alu.で飲んで美味しかった桜のノンアルカクテルと
私はまいどのノンアルビールで乾杯
この桜のカクテルを飲むと桜だなあ~~~っとしみじみ思ってしまう。
そして三松堂さんの桜餅を食べたくなる(笑)
前菜の新玉ねぎと有機ラベンダーを使った一皿
スプーンですくって口に入れるとすぐに儚い甘さが広がっていき
そこに爽やかなラベンダーの香りが少し遅れてやってくる。
とっても繊細な料理だけど、とってもインパクトがあるものだ。
二皿目は栄螺と甘海老、山独活、蕗の薹、どくだみ茶を使ったもの。
メニューにこうやって書かれてあって、
さざえにあまえび、ふきのとうは分かる。
山独活ってなんだ??となってスマホで調べるとやまうど。なるほど。
メニューをスマホで撮って山独活を画像にして読み上げさせると
シャンドッホウって中国語風に言う。なんじゃそりゃ(笑)
色んな美味しい食材がほんのり苦いどくだみ茶のジュレに隠れていて
それはそれは美味しかった。
ヒラマサと菜の花、文旦とカラスミ
この自家製カラスミのなんて美味しいこと。
ヒラマサとカラスミ。意外な組み合わせなのに美味しさが広がっていく。
メニューには真烏賊 とまと 烏賊墨とある。
イカスミとトマトをどう使ってあるのかと思いながら見ていると
パスタにイカスミが混ぜてあってトマトの色によくあってとてもきれいだ。
・・・とここで改めて思う。
ここは和食のお店か????
つづく
~追記~
Ruruさんで美味しいランチをしていると、電話がよく鳴っていた。
グラントワでイベントとかあったんですかね~とシェフ。
そんなときは飛び込み電話のお客さんが多いそうだ。
Ruruさんは予約なので、
美味しい料理を逃さないためにはぜひともご予約なさいませませ。