気楽にドアを開けたらニュースの林…
3つのブログをまとめました
今朝、夫が寝づらそうにしていて、なんとなく調子が悪そう。
熱があるようで、薬箱の中から体温計を出そうとしたとき、
ケースに入れたかるびの乳歯を見つけた。
かるびが何にでも噛みついていた頃、
服やキルトケット、クッションやタオルケットなどなど、
かじったときにコロンと抜けた歯を大切に取っていたもの。
赤ちゃんの歯が抜けて、もうお姉ちゃんなんだから噛んじゃだめよと
何度かるびに言って聞かせても、へっ!!みたいな顔してた。
真っ黒かるびを思い出すたび、笑顔と涙が出る。
かるびを送り出してから私の体調不良は続き、
先生からはストレスからくる自律神経だと言われた。
足の脱力感やしびれ、のどの違和感、疲労感、そして眠りが浅い。
まあね、朝8時から夜の10時前まで働いたら誰だって疲れるか・・・
今は仕事のピークで、大量に仕事が流れ込んできて飽和状態になった。
休んでいるわけにはいかない、でも身体が思うようにならない、
なんて仕事をしながらしびれる足を片足で蹴りつつパソコンに向かう。
自律神経失調症なんかになってる場合じゃないと考える。
そんなヒマないしとも思ったりする。っていうか、私そんなに弱かったっけ?
会社へ約3キロの道を早歩きで通い、1日3回のストレッチをして、
夜はぬるめのお湯でゆ~~っくり入浴@薬湯し、
酢しょうがもはじめてみた。
体調の波はあるものの、少しずつ頑張れるようになったこの頃、
久しぶりに体重計に乗ると・・・、驚くことに2キロも減っている。
もともと細い私に2キロ減はかなりショックなのだ。
健康的に痩せる・・・ではなく、健康的に痩せないってのないかな。
夫は38度の熱がありインフルかもと思ったが、
病院で検査してもらったら風邪だそうだ。
ここんとこ、彼もハードワークだったので疲れが出たのかなあ。
抗生物質と漢方薬を貰って、今はベッドの中でぐっすりと眠っている。
本当は今日、広島のもなちゃんちへ遊びに行く予定だったんだけど残念。
すっごく良い天気なので、私は庭に草抜きをしよう!!
明日、元気になあれ!!
海の底の、寄せては返す波の流れに揺れる海藻のように、
木々の若い枝たちは突風にもしなやかに身をまかせている。
風が強く吹けば大きく横にしなり、渦のように巻いた風には立ち上り、
私は空気という海の底にいるんじゃないかと思ったりする。
昨年の晩秋、17歳半のかるびが夫を追いかけてここを走った。
冬、雪の中をうれしそうに歩いた。
そして年が明け、かるびは鮮やかに私たちの前からいなくなってしまった。
草原を走る風の向こう、ケイティちゃんの姿を見つけた。
5月4日、メル子のママたちと三瓶で待ち合わせ。
久しぶりに会うのに、お互いが言葉につまる。
私は2月にかるびを、メル子のママは4月にカール坊を送り出したばかり
それでも思い出話ができた。
ケーちゃん、べっぴんさんだねえ。
そしてとってもお利口さんだ。
カール坊もメル子のママも、ぶ~太郎さんもケーちゃんも
みんなよく頑張ったね。
草原で座り込んで話し、三瓶バーガーを食べに行って話し、
とても楽しい時間を過ごせた。
みんな、ありがとう。
メル家とは三瓶バーガーで別れる。また会おうね。
強く吹く風の中を、かるびの思い出を抱いて歩くと、
なつかしいかるびの香りとともに、温かな空気が私の上で舞い上がった。
突然、木々のざわめきが聞こえだす。
やっぱり、かるびも一緒にいたんだね。
かるびと津和野で遊んだときのもので、
夫が間違えて露出オーバーで撮った白っぽい画像。
こんな1枚でも、かるびが映っていれば消せない。
月曜日、夫が「泣かないでよ」と言ってスマホの画面を開く。
偶然に撮れてたんだと、本人もさっきはじめて知ったようで、
指先で動画のスタートボタンを押した。
そこには、車に乗っている元気なかるびと私がいて、
病院へ着いたときの様子だった。
動画が終わり、日付をみるとかるびが逝ってしまった2月9日だ。
わずか数秒のかるび
会いにきてくれてありがとう。
仕事から帰ったら、かるびが待っていてくれたらいいのに。
体調不良な日が続く。
これはかるびがいた頃からで、両足ひざ下に力が入りにくくなった。
なんでだろう??と思いつつ、
歩けないわけじゃないので気にもとめなかったけど、
かるびを送り出してから、だんだんひどくなっていく。
病院嫌いな私があわてて受診する。
精神的なものだと先生から言われ、ホッとしたと同時にショックを受けた。
仕事から帰ると、かるびは私の傍に座ってずっとグチを聞いてくれた。
どう思う?とか、やってられないよねとか、
色んなグチをかるびは哲学者のような真面目な顔をして聞いてくれた。
周りのみんなは私がペットロスで体調不良になっていると思っているけど、
そうじゃない。
かるびがどれだけ癒してくれていたか、
それがなくなった今、私の身体はストレスだらけだ。
まだ洗濯できない、かるびの洋服を抱きしめて話しかける。
だけど、温かな毛の感覚はもうない。
あさの先生のところへ通うとき、いつも中間点のこの場所でかるびと休憩をした。
周りが囲ってあるのでノーリードでゆっくりと歩けるし、誰もいない。
今日、久しぶりに訪れてみる。
私から行こうと夫に誘って連れて行ってもらったのに、
突然に涙があふれて止まらなくなった。
かるびを送り出してから、こんなに泣いたのは初めてで、
かるびの名前を呼んでは涙が止まらない。
私が歩き出したのをみて、もう大丈夫と思ったのだろうか、
かるびはとうとう私を置いて行ってしまったのかも知れない。
そういう子だったよね。思いやりのある・・・
遠くカナダに住むTABIママからメールをいただいた。
TABIちゃんとかるびは1歳半くらい離れてて、
かるびがちょっぴりお姉さんだったけど、
色んなことを教えてもらって、手作り食もTABIママに見習って頑張った。
かるびが長寿だったのは、1つは手作り食にあったと思っている。
かるびが逝ったことを知ってお線香をあげていただいた。
ありがとう。TABIママ。
会ったことのない遠く離れている友人。
かるびが繋いでくれた大切な縁。