気楽にドアを開けたらニュースの林…
3つのブログをまとめました
移動中、休憩のために立ち寄ったサービスエリアから撮った諏訪湖
車でここまで来るのは初めて?と聞かれて「そうよ」と答えたけど、
今、こうして画像を見ていると、ずいぶんと昔に来たことがあった@下道で(笑)
お金がなく、時間と体力だけが有り余っていたあの頃、
よく車に必要なものだけを詰め込んで遠出をした。
土日をくっつければ1週間の休暇は簡単に取れたし、
今よりずっとみんなの心がのんびりとしていた時代だったから、
1週間休みまーっす。と言えば、おおっ、遊んで来い!!と快く送り出してくれていたものだ。
しかし長期休暇は簡単に取れるものの遊ぶ軍資金がなく、
軽自動車に毛がはえたくらいの小さな車に毛布だの着替えだの洗面用具だのを詰め込んで
行先を決めない、まるっきり予定のない旅行へと出かけた。
9号線を走って京都へ行こう!!
そして京都へ着いたら、次は信州へ行こうか!!
ホテルへ泊ることがない旅はすごく自由で、訪れる先々で色んな接点もまた楽しかった。
それはその土地に吹く風とかにおいとか人柄とか、それらを包む風景とか。
長野の田舎に降り立つと、道路わきにずらーっとリンゴの木があって、
そこらじゅうにリンゴの香りがしていた。
うわ~~、リンゴって普通に木になるんだ!!と感動したのもこのときで、
リンゴが木に生るってことは知っていたけど実際に見たことがなくて大騒ぎ(爆)
うわっ、リンゴ。リンゴリンゴリンゴ!!リンゴが木に生ってる!! って何度も叫んだっけ(笑)
長野の街を走り、気がついたらこの諏訪湖へと迷ってて
湖沿いを走るとステキなリゾートホテルやペンション、そしておしゃれな人々たちがたくさん・・・
うっ、擦り切れたジーンズに着た切りのよれよれトレーナーじゃあ車から出れないよ・・・
そんな気後れした思い出がよみがえってきた。
楽しくて充実していたなあ、あの頃。
お金がなくてものんびりして豊かな日常だった。
諏訪湖の画像を見つめながら、私の脳に置き去りにされていた懐かしい記憶がよみがえる。
ああ、本当になつかしい。