弱いこころ

春の出雲平野を走る一畑の電車
ここらあたりでは一畑電車を「ばたでん」って呼ぶらしい。思わずかわいいなあと思った。
カタコトと音を立てながら走るばたでん(*゜▽゜)ノ　また乗りたいな♪♪


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仕事で連絡をとった彼女の声はとてもはかなくて、ケータイの向こうで泣いているのがわかる。
ほんのわずかな失敗だったけど、彼女は泣いた。

なぜこんなことで泣く？と、分からないやつらにはこれから先もずっと理解できないだろうけど、
私自身がそうだから、彼女のことが痛いほどよく分かる。

がんばって、がんばって、色んなことをがんばって、
たくさんのことを飲み込んできて、そして涙があふれそうなことも気づかずにいた。
何がどうというわけではない。だからどうしろと言うのでもない。
ただきっかけがこの失敗だっただけで、涙が出たのだと私は思う。

こんなことで泣かれちゃたまらない・・・　きっと周りはそう感じるだろう。
でもそうじゃない。こんなことで泣いたんじゃない。
ただそれが言葉にできないんだよね。

誰も弱いこころがあると思う。
それぞれに弱さはあるだろうけど、辛い思いを抱きしめるこころがあると思う。
私はそんなこころを持った人が好き。
自分の弱さを知っている人が好きだ。