カラーを飾る

母の好きな花で、実家にはいつもこの季節になるとカラーが飾ってあって、
昔も今もそれは変わらない。

子供の頃、なぜ母がこの地味な花が好きなんだろうと不思議に思ったことがある。
私ならぜったいこんな花は選ばない！！と何度も言ったけど、
いつかはこの花の良さがわかるようになるよと、花瓶に活けながら誰に言うともなくつぶやいた。

その頃の母よりちょっと年上になった今、私はこの花が好きだ。
奥ゆかしくでも奥底の芯の強さが美しく感じられ、それは他の花には決してない気がする。
年を重ねてわかる美しさもあるものだと思った。


仕事を教えるのがこんなにも下手なのかと思い知らされた今日。
雑務でみんなから集金をしてねと先週彼女にお願いしていたにもかかわらず、
１週間経っても全部集めていなかった。
半分は私が集めて彼女に渡したので、残り４～５人ってところだったのに、
なぜこのわずかなことができない・・・と情けなく思う。

だれだれからこの金額をいつまでに集金してねと、
１から１０まで全部言わなきゃと他から注意されたけど、
お金を扱うのであれば１～２日で終わらせるのが常識だと思っていたし、
数万円のお金を自分の引き出しにずっと持っている彼女の神経が私には信じられなかった。

集める人の名前を封筒に書いて渡し、集金したら名前の横に金額を書けばわかるよね？と
そこまでしてお願いしたのに、もっともっと丁寧に教えなきゃならないのだろうか。

彼女の仕事を私が受け持って半年、
少しずつゆっくりと教えていけば覚えてくれるだろうと期待しながら、
でもその思いは何度も何度も裏切られ、そのたびとてつもなく凹んでいく。
どう教えたらいいんだろう。どこまで言えばいいんだろう。
言いすぎるとおもむろに嫌な顔をするし、返事だってしなくなる。

私は仕事を教えるのが本当に下手だとつくづく思う。
だから教えるより自分でやったほうがマシってことになって、自分で自分のクビを締めていくのだ。
アホか＠私

ダメだなあ。いつまでもダメだなあ。
夜、隣で仕事をしている事務長に思わず「私って会社の役に立ってます？」と聞いてしまった。
まるっきり自信喪失～～！！

仕事ができないワタシ・・・　どっか消えちゃえ！！
そして仕事ができるワタシになってカッコ良く戻ってこないかな＠でんでん他人事かも（笑）

あ～あ、そんなこと考えるのも嫌になっちゃった。